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おかげさまで18th anniversary MAX JIU-JITSU ACADEMY & YOGA STUDIO

Dear all of my extended families all over the world!

Today, marks my academy “MAX JIU-JITSU ACADEMY & YOGA STUDIO”‘s 18th year anniversary!
The Corona pandemic is hitting us so hard. I am weakened, but still standing.
Wish me and my academy a good luck and achieving better future.
Thank you all for your warm support all the time, both thorough the long years and this tough times.

Max


本日9月1日、マックス柔術アカデミー&ヨガスタジオの開設18周年を迎えます。

例年9月1日には、開設記念の感謝の思いと共にメンバーの皆さんへメールを送信、もしくはブログを更新するのが、一昨年までの道場開設記念日のルーティンでした。この日が近づくと、過去のいろんな出来事や思い出が溢れ出すように、毎年ワクワクドキドキする時でした。

しかし2020年2月末から、我がマックス柔術アカデミー&ヨガスタジオを完全に飲み込んだ新型コロナパンデミックは、ひたすら晴れやかな気持ちになれる気持ちをも押しつぶす強力なものであります。

昨年の今日もパンデミックのさ中でしたが、それでも道場が実在していました。しかし今年は移転先が見つからない状態で定期借地権契約終了により退去となったため、臨時の道場での活動を行うNOMAD道場としてメンバーの皆さんの温かいご支援の下で活動を継続しておりますが、常設の道場がない状態です。本当に不安です。不便です。情けないです。それでもメンバーシップを継続してくれる皆さんがいてくれる事実を毎日かみしめながら今日一日を過ごしています。

ずっと移転先を探してきた中で、ようやく7月末に新道場候補地が一つだけ見つかり、なんとかして契約が出来るよう調整を進めておりましたが、あと一息のところで交渉が終了してしまいました。自分の激しい意思の届かない事象です。
残念ながらNOMAD道場開始時に想定していた9月1日までの移転はかないませんでした。楽しみにしていたすべてのMAXJJメンバーの皆さん、ごめんなさい。

NOMAD道場の活動の中心として期待していた、前道場から至近の墨田区総合体育館柔道場(錦糸公園道場)での練習機会は、4か月前の抽選予約が必要で希望する曜日と時間を安定的に確保することが極めて難しいもののそれでも毎月数日分は希望の時間と曜日を抑えることが出来ていましたし、バックアップとして江東区の徳源道場を間借りして何とか活動の機会を継続的に用意しています。
しかし緊急事態宣言など施設の開館時間制限がある限り、せっかく予約できたわずかな機会も、閉館時間繰り上げにより、毎回幻のごとく消え去ってしまっています。

しかし、まだ負けてはいません。
ひと月でも半月でも早くNOMADから常設の道場への移行が出来るよう、もうひと踏ん張り頑張ります。

こんな時代ですが、このマックス柔術アカデミー&ヨガスタジオという道場と、Max Masuzawaのことを信じて、応援し続けてくれるメンバーの皆さん、本当にありがとうございます。

道場のない道場主。情けないし、正直なところ自分もいつも不安でいっぱいです。
コロナパンデミックをきっかけに、かつては曖昧に過ごすことが出来た選択を強いられてしまった。命を預かる責任者として言いたくないけれども言わなければならない。これにより世界中のどこでも起こっている人と人との分断は道場でも生まれてしまいました。

わが道場においては、単なるマスク・検温・消毒の推奨に留まらず、完全予約制、少人数の固定グループ制、フルフェイスマスク着用や休館も含めた強力なコロナ対策を宣言し、絶え間なく実施してきたことで、幸いメンバー同士での感染拡大は阻止することに成功してきましたが、一方でこの方針を受け入れることが出来ない人との分断が生まれてしまいました。

しかし私にとってはこれはあくまで道場を運営する責任者として、道場という小さな共同体、コミュニティを守るための選択ですし、本来メンバー個人の判断と選択を否定するものではありませんでした。そこには考えの違いによる選択の違いがあるだけであり、ただ一つ願うのは、これまでこの道場で共有した良い経験を批判する必要はなく、今大事だと思うそれぞれの選択を信じ、それぞれが良い人生を進むことだと考えています。I’m cool. I’ll see you whenever you feel like, the door is open for you. です。こんな共感が出来ればうれしいです。

さて本日以降、マックス柔術アカデミー&ヨガスタジオでは、約2週間に渡った室内練習の臨時休止期間を経て、再び接触を含む練習の再開を予定しております。

2021年9月1日。マックス柔術アカデミー&ヨガスタジオの代表として何よりも一番望むのは、活動する俺「たち」の道場の中で感染が生じないことです。昨年のパンデミック突入時は、道場の「家族」であるメンバーひとり一人とその家族に死者が出る可能性を許容できないという認識が強く残っていました。一年半の経過の中で、感染する・しないの線引が少しずつ明確になり、なによりも健康状態が悪くなければ(医療崩壊がなければ)致死率は高くないことも実感として分かり、似たようなことを言っているものの視点が大きく変わっています。

かつては「三密」を避けることで感染確率を下げることが出来た(少なくともマックス柔術アカデミー&ヨガスタジオプロトコルの実施で道場内では成功)が、現在のデルタ型変異株の拡散で「一つの密」でも感染する状態へと変わっているものと考えています。呼気によるエアロゾル感染です。

これを懸念して、急きょ1週間単位の室内練習の臨時休止措置を2週間とってきました(その間は非接触の屋外練習を振替実施)。

しかし、ワクチン接種(後2週間以上経過)により、感染した場合でも道場内で他人にうつしにくい&自分がうつりにくい、かつ重症化しにくい状態になることを合理的に納得できるならば、感染確率を低くし、同時に感染者の致死率を相当低く抑えることが出来ると考えます。

つまり、ワクチン2回接種後2週間が経過した人が練習参加出来るようにするということで、道場はこれまで通り感染拡大防止策を行い、各人はそれでもなお残る感染リスクを容認できることが、これから再開する練習参加への前提となります。

現在、実質的に練習に参加を続けているメンバーについては、1名を除き全員がワクチン接種済み(うち1名のみ1回目接種済み)であり、残りの1名も接種予約済みで、今月中にはワクチン接種率が今月中には100%になるという、我らの道場ならではの極めて特別な条件があってこその判断です。

しかし、ワクチンの2回接種が感染を阻止するものではないことはきちんと認識しております。

また将来への不安も含め、反ワクチンという考えを含む個人的な判断や、自分自身と家族や職場への配慮など今日現在接触を含む運動での感染リスクは受け入れたくない気持ちを決して否定するものではないことを、繰り返し伝えておきます。

NOMAD道場以前から練習への参加を停止していて、久しぶりにクラスに参加しようかな、と考えている人は、自身の感染・発症を抑え重症化を防ぐために、ワクチンの摂取を行ってからクラスに参加することを切にお願いします。
(今後も接触しないステージ1は継続していく予定です)
同時に、今後もコロナウイルスの変異なども想定し都内の感染拡大傾向が高まれば、今回のような緊急停止を含む対策を行う選択も放棄せず、あわせて道場内での感染を可能な限り抑えながら進めていきます。

全てがかつてのように制限なしで密着し大汗を流して長時間の練習を楽しむ日がいつ戻るのか、今はまだ言えません。しかし、すこしずつ道は開けてきていると考えます。
合理的、科学的かつ、人道的な方法で、重症化、死亡が高確率で避けられる状況になる日までは、少しの制限と共に、探り探り進んで行くことでしょう。

パンデミック突入以降、私がこのブログで発信する内容のほとんどがコロナウイルス対策となってしまって久しいです。しかし、おそらくこれがマックス柔術アカデミー&ヨガスタジオ、代表Max Masuzawaにとって、これから数年も継続することかもしれないコロナウイルスのある時代に、柔術道場として活動を継続する上での基本方針になると考えます。

もうコロナとの戦いは当たり前であり、一喜一憂せず日々道場を守るために闘い続け、今後は再び道場としての前向きなことを積み重ねるエネルギーにシフトしていきたいと思っています。

いろんな思い出と共にこんな時だからこそ、皆さんから一言、声を聞かせてください。
思いでのphoto gallery

マックス柔術アカデミー&ヨガスタジオ
代表 Max Masuzawa