その見出しは、「グレイシーアカデミー出身、増沢”Max”慶介が語るヒーロンの、そして私のエリオ・グレイシー柔術」。
10月にアメリカ・サンディエゴで行われたプロ柔術・メタモリスでの、ヒーロン・グレイシー対競技柔術世界最強の一人アンドレ・ガウバオンの試合。
そしてちょうど一週間前にLAで行われ、MAX先生が準優勝したマスター&シニア世界選手権での試合。
この二つで、グレイシー柔術の基本テクニックが有効に駆使されていたことから、今回の掲載に至ったようです。
解説しているテクニックは、ヒーロンが試合の中で使ったテクニックとMAX先生もヒーロンも試合の中で使っているマウントブリッジ(誌面ではマウント返し)。
マウントブリッジは、我々も入門前に必ず受ける無料体験クラスに中で教わり、ビギナークラスのなかでも度々練習をするあのテクニックです。
インタビューの中では、マウント返しを含めた日頃我々が繰り返し練習しているテクニック、ポジションがどういう考えの中で練習しているかも分かると思います。
柔術の根本はセルフディフェンスというその考えは、正にグレイシーアカデミーの考えとリンクしていることもよく分かると思います。
また、後半の部分の生涯を通じて柔術を続けるということですが、LAの柔術アカデミー(すべてではないですが)にはそういう雰囲気があります。
60代の人が、20代の人と普通に練習しています。
残念ながら競技志向の強い日本にはまだその雰囲気はあまりないと思います。
グレイシーアカデミー出身のMAX先生が代表を務めるMAX柔術アカデミーでは、40代も50代も60代も柔術を楽しめるアカデミーに今まで以上になっていきます。
そのためには、グレイシーアカデミーのような練習プログラムが必要ですが、MAX先生はすでにプログラム化することに着手しています。
大切なのは道場に足を運び続け、人生を柔術とともに楽しんでいく人が一人でも増えてくれればいいと思います。
とにかくまだご覧になっていない方、ぜひご一読ください。
そして柔術を始めたいと思った方は、ぜひMAX柔術アカデミー&ヨガスタジオへ。
私もテクニックの受け手として掲載していただきました。
ありがとうございました。(川村”Haneicie”正二)